東北地方太平洋沖地震の被災者の方には心からお見舞い申し上げます。
また、自衛隊の方や消防隊の方達が、福島原発で危険な状況の中、国民の為に頑張ってくれている事、誇りに思うし、感謝の気持ちでいっぱいです。
その方達のご家族にしたら、ほんとに心配でしょうがないと思います。
ニュースではようやく、お風呂に入れた方、温かいご飯を食べられた方の笑顔が見れるようになりましたが、それもまだ、ごく一部の方たちで、避難場所にいない方や避難場所として指定されていない所にいる方は食料もなく、ご近所同士で助け合っているとの事。
世界中から日本に賞賛の声が寄せられていますが、日本人って改めてすごいなって思いました。
略奪がない、配給をもらう際に争いごとがない。
皆が寄り添い助け合ってる姿が世界から賞賛されているけど、日本人にしたら、当り前の事、だと私は思っています。
確かに、昔に比べて「思いやり」がなくなり、通勤途中でマナーの悪い人達に嫌な思いをする毎日でしたが、このことで日本人の「思いやり」や「優しさ」が子供達に受け継がれたらいいな。
計画停電でも、確かに予定されている時間で実行されるのかされないのか、それに対しての苛立ちはあります。
でも、計画停電に対してはほとんどの方が協力する気持ちで自分で出来る範囲で節電もしています。
私も、部屋の暖房は付けずに、早めに寝るようにしています。
電車の運行が毎日、不安定で帰れるのかどうか、不安はありますが、電車に乗っていて感じるのは、誰も文句を言っていない事、たまたま、私の周りにいる人がそうなのかもしれませんが、ニュースで流されている都心の映像でも、皆さん、並んで絶えています。
いつまで続くかわからない状況ですが、被災地の皆さんの事を考えると文句なんて言っていられません。
毎日、温かいご飯が食べれて、お風呂にも入れる。
ほんとにありがたいです。
ただ、今回がっかりしたのは買占め。
たぶん、そんな事しなくても、都心なら品物は十分あったはず、呑気な我が家は世間の大騒ぎをよそに、全く買占めはしませんでした。
スーパーやコンビニ行って、たまたま、ごはんやお弁当が売ってれば、ラッキーって感じです。
懐中電灯とラジオはあるけど、電池がないから、非常事態の時のみ使用する事にしました。
今回、改めて思ったのは、電気の有り難さと同時にいかに、無駄使いしていたかわかりました。
職場でも、その話がもちきりです。
計画停電になった際に、パソコンもエレベーターも使えず、真っ暗なバックヤード。
電気が使えない事でこれだけ、パニックになり仕事にならないんだと驚きました。
それに、停電が終わり、電気がついた時にまぶしい程の光にこんなに必要ないんじゃないかなって、スタッフが使う階段の上にある何本もの蛍光灯、こんなに明るかったんだ、今回の事で初めて気が付くなんて。
そして、老人ホームなのに、こんな時の為の整備がほとんどされていなかったことに会社に対して、不信感がわきました。
懐中電灯はわずかに3本のみ、スタッフは真っ暗なバックヤードの階段を使い、お料理や荷物を運びました。
また、自分の携帯を懐中電灯代わりにしたり、家から持ってきたり。
地震があった当日には、ラジオがない為、情報が全く、わからず、入居者の方のラジオをお借りしたのです。
それから、すぐに購入するように動き出すかと思ったら、2、3日たってから、ようやく、動きがありました。
買えるだけ買えと・・・。
でも、あとの祭りです。店頭やもちろん、ネットでも買う事はできません。
スタッフ達の間でも、これがもし、今回関東で大地震が来ていたら、・・・一体、どうなっていたんだろうと怖くなりました。
私たちは命を預かっている仕事です。
自分はすごい会社に入ってしまったというのと、何かあれば、この方達を自分が守らなければいけないんだという、重さに正直、つぶれそうになりました。
でも、現場のスタッフは頑張っています。
階段で物や時には車椅子毎、入居者の方を男性スタッフが1階に降ろしたり、抱っこして、降ろしたり、ほんとに、体力が勝負です。
ご家族の方達から、感謝やお礼の電話を頂くとほんとにうれしいです。
地震が起きた時に、家なら悲鳴を上げたかもしれません。
外に飛び出したかもしれません。
関東でも、大きな揺れがあり、職場にいましたがシャンデリアなどが大きく揺れて、ほんとに怖かったし、津波警報のサイレンが鳴った時にとんでもない事が起きたと思いました。
海からはかなりの距離があり、高台なので、津波がくるという不安はその場ではありませんでしたが、ほんとに地震は怖いです。
それでも、私がいた場所は震度4強、あれで、震度4なのと、皆で首を傾げるばかりです。
東北に実家や友人がいるスタッフも多く、安否が何日もわからないまま、行く事も出来ずに、それでも、笑顔で仕事していたのには頭が下がりました。
人づてに安否を確認できた方もいますが、直接に本人と話せていないので、不安でしょうがないと思います。
マイ懐中電灯がないので、会社で動く際に、不便なので、携帯電話を使っていましたが、そういう事に使ってるとバッテリー切れになっていざという時に困るので、以前使っていた携帯を使う事にしました。
それと、自分の携帯は照明が暗くて、あまり、役に立たないと思っていましたが、照明の明るさが調節できる事を昨日、初めて気が付きました。
お恥ずかしい。
現在、使用してる携帯と以前使っていた携帯の照明を一番明るくして、一安心。
この状況は当分、続きそうですが、皆で力を合わせて頑張れば、きっと、大丈夫だと信じてます。